なつかしの昭和おもひで歌謡曲

高校生は楡の木陰で弾み、中学生は先生に淡い思いを抱いた頃。そんな青春は長い坂を登るようで、たどりつける先はわからない・・・・なつかしい時代の歌を個人的体験に重ね合わせ、勝手(独断)に語ってます。

[ 2017-03 ]

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ザ・追悼録<2011年>

2011年は、馴染みある俳優の方が何人もお亡くなりになった印象が強い年でした。細川俊之、長門裕之、原田芳雄、竹脇無我等々・・・。山内 賢も俳優ですが、私的には大好きな曲『ふたりの銀座』が忘れられずピックアップしました。

海外では、コロンボことピーター・フォークもサヨナラしました。ご高齢だったので、よく生きた素晴らしき人生だったといえるでしょうね。 

訃報に際して、いろいろ調べると今まで知らなかったことや、さまざまなつながりなどがわかりとても興味深いものがありました。そして「調べる」という行為が、その人の人生を改めて教えてくれて、私の中ではある種の追悼行為にもなっているようです。


■ご冥福をお祈りいたします。(逝去順/日付は没日)  ※敬称略

山下敬二郎
1/5・71歳
彼が「ロカビリー三人男」の一員であったことを知識では知っている。ただ、リアル世代じゃないので『ダイアナ』を歌っていたことしか知らない。金悟楼の息子なんですよね。あ、金悟楼を知らない世代も多いか?
高見澤 宏
1/7・76歳
コーラスグループの嚆矢。私には「山」の歌やロシア民謡のイメージが強い。今聴くと「本物」の良さを改めて感じる。調べると彼は、萬屋錦之介の義弟で、「のらくろ」の作者、田川水泡の甥なんだって。
田中好子
4/21・55歳
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私のキャンディーズは、なんといってもスーちゃんに尽きる。初期の、彼女がセンターだった頃の『危ない土曜日』、『あなたに夢中』の特徴ある声質がすべて。それにしても、あまりにも早すぎる・・・。
平田隆夫
6/12・72歳?
『ハチのムサシ~』だけでなく『悪魔がにくい』と、二曲ヒットを出しているから「一発屋」じゃありません。まあ、「二発屋」は否定しませんが。音大を出た正当なミュージシャンだったんですね。
ジョー山中
8/7・66歳
当時、『人間の証明のテーマ』を聴いても何も思わなかった。しかし本文でも書いたが、後に聴いて感銘。これぞ「魂の叫び」!それは肉体の強さがあるからこそ表現できるとも思った。さすが「ケンカ番長」。
日吉ミミ
8/10・64歳
一時期、ものまねされる歌手のトップ5ぐらいには入っていたと思う。個性的な声質が良かったのでしょう。郁恵ちゃんですら、ものまねしてたんだから(笑)。
山内 賢
9/24・68歳
どうしてこんなに『二人の銀座』が好きなのか・・・。それを歌った山内さんに歌手イメージはないけど、役者という枠にカテゴるだけじゃ気のすまない親近感をずっと持っていました。
柳ジョージ
10/10・63歳
とてつもなく「カッコイイ」ボーカルで痺れた。まさに「シンガー」と呼べる数少ない人でした。本文でも書いたけど、「天才バカボン」に声優で出ていた八奈見乗児と勘違いしたことも今は懐かしい。
岸 千恵子
12/9・69歳
元気良くステージ上を飛び跳ねながら歌う姿しか知らない。もっとも、いつの間にかメディアからご無沙汰だったので完全に忘れていた人でした。「記事を書く人リスト」からも抜けていた。しまった。


他にも次の方々が旅立れました。

●和田 勉(1/14・80歳) 駄洒落でお馴染みだった、元NHKの敏腕ディレクター。 
●細川俊之(1/14・70歳) 二枚目だけど「奇妙なおかしみ」があって、なんとも好きな俳優でした。中村晃子との『あまい囁き』は絶品!

●宇野誠一郎(4/26・83歳)多くのアニメ作品の作曲を担当。「W3」「鉄人28号」「ひょっこりひょうたん島」「悟空の大冒険」「ムーミン」等々。なかでも「山ねずみロッキーチャック」の主題歌『緑の陽だまり』は大好きです。

●安達 明(5/20・62歳) まったく知らなかった人。『女学生』という曲も今回、初めて聴いた。昭和30年代のニオイに満ちていて嬉しい。
●長門裕之(5/21・77歳) 幅広い芸能活動で、この方を知らない日本人は少ないでしょう。

●ピーター・フォーク(6/23・83歳) 「コロンボ」は、ほとんど見ました。(但し後年、CSで)

●大町正人(7/8・73歳) ボニー・ジャックスの元メンバー。もうこのあたりになるとわからないなぁ・・・。
●原田芳雄(7/19・70歳)多大な影響を残した俳優さんです。カッコイイ!

●前田武彦(8/5・82歳) マエタケといったら巨泉。そしてこの二人で「ゲバゲバ90分」。ああ・・・思い出はつきない。
●二葉あき子(8/16・96歳)『水色のワルツ』が有名らしいが、存じ上げなかった。まさに歌謡曲創世記の方でしょう。
●竹脇無我(8/21・67歳) 子供心にもカッコイイと思った人。アグネス・チャンがデビュー前から、ファンだったらしい。

●山本丈晴(9/7・86歳) ギターの名手、というより天下の美女・山本富士子の旦那として有名だったかな。
●五十嵐喜芳(9/23・83歳)声楽家だけど、「コメットさん」などにも出ていたっけ。
●花村菊江(9/29・73歳) 知らない人ですが、『潮来花嫁さん』という楽曲だけは知ってます。 

●藤家虹二(10/24・78歳)ジャズ・クラリネット奏者。実は一度調べたことのある方。それは大昔のドラマ「土曜日の虎」(成田三樹夫・主演)のテーマ曲がカッコ良く、その作曲と演奏が彼の「藤家虹二クインテット」だったから。

●キラー・カール・コックス(11/10・80歳)プロレスラー。ブレーン・バスターの開発者。
●立川談志(11/21・75歳)天才・落語家。存在そのものが奇跡だったとも言える。

●松田トシ(12/7・96歳) 声楽家だけど、私世代だと「スター誕生」の辛口審査員としてお馴染みでしょう。
●市川森一(12/10・70歳)名脚本家。「怪獣ブースカ」の最終回は泣いた覚えがあります・・・。
●松本礼児(12/19・68歳)石野真子の『ジュリーがライバル』などの作詞家。
●上田馬之助(12/21・71歳)典型的ヒールのプロレスラー。「馬之助」というネーミング・センスが効いてる。


60代での逝去は「早い」と思い、80代ならまあまあ「仕方ない」と思うのは他人ごとだからです。身内にすれば何歳であっても無念なわけで、年齢でくくれるわけもありません。

ただ、ここのところ子供時代にお馴染みだった方々が、どんどん「旅立たれて」います。まあ年齢を見ればご高齢の方が多く、自然の摂理で致し方なし、と思ったりもします。
たとえば「スター誕生」の松田トシ先生が、96歳というのは驚き!でした。マエタケさんも80オーバーだったし。
しかし、それはとりもなおさず私自身、確実に歳を重ねている事実の証明でもあるわけです。

今、私の頭の中では「ところてん」を押し出す機械が動いている光景が見えます。ついこの間まで、その入口あたりをうろうろしていたのに、いつの間にか押し込められ、それもかなり奥の方まで進んでいる「ところてん」の自分が居ます。

あと何回かプッシュすれば、そのまま押し出されてしまいそうなポジションの私・・・。人生なんて、あっという間だなぁ、と思える年代に入ったのでしょうか。

とても「無常観」にとらわれていますがそんな中、改めて各界名士の方々の訃報を振り返り、重ねてご冥福を申し上げます。


                        ■関連記事
                          ■ザ・追悼録<2010年>
                          ■ザ・追悼録<2009年>
                          ■ザ・追悼録<2008年>
                          ■ザ・追悼録<2007年>
                          ■ザ・追悼録<2006年>







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「海の歌」アラカルト

夏の昼下がり。炎天下の中、短い影法師をひきずりながら小学校に向かっていた。行きかう人もなく、道路も民家の塀も電柱も、そして大気までもが陽炎に覆われたかのような白いまばゆさの中で揺らいでいた。まるで世界が止まったような静寂な中、八百屋の軒先に吊るされた虫カゴの中で、カブトムシだけがもぞもぞと動いていた。

私の足取りは、屠殺場へ向かう牛のように重かった。心の中は「怯え」でいっぱいだった。本当に行きたくなかったのだ。今日は夏休みのプールの登校日である。普段ならなんでもないが、そのときに限っては嫌でしかたがなかった。

出掛けに見たテレビのせいである。心霊番組をやっていて、それがとてつもなく怖かった。心霊といえば「あなたの知らない世界」が有名だが、そのとき見たのはたしか「アフタヌーン・ショー」だったと思う。

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↑ヘタウマなボーカルが素晴らしい。

内容はこうである。
昔、ある学校が行った臨海学校での出来事。百数十人の生徒が泳いでいると、海の彼方から黒い影のようなモノが押し寄せてきた。横一列に何百メートルにも及ぶ長さで向かってくる。近づくにつれ、それらの異様さに改めて仰天した。皆が皆、防災頭巾をかぶっているのだ。生徒のほとんどは溺れ死んだという。そんな事件が実際にあって、生き残った数人がその亡霊とおぼしき姿を見た、と証言しているらしい。

こんな番組を見てすぐにプールである。海との違いはあっても、とても水に浸かる気になどなれない。私の頭の中は、亡霊に水の底から足を引っ張られる図が浮かんで消えなかった。それでも、学校に行ったし、行った以上はプールにも入ったのだろう。その後の記憶はないけれど、入ってしまえば案外楽しんでいた気もする。

つまり、以上が私の「海嫌い」の決定的な理由である。ほとんどの人がおそらく海好きだと思うなか、どうして嫌いなのか考えていくと、間違いなくこの件が影響している。
だけど一方で「海」にまつわる歌が好きでもある。とくに夏の情感あふれる楽曲は、その臨場感がたまらない。(←やっと本題です。長々とすいません)

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加山雄三

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↑牧伸二に次いで、日本で二番目にウクレレが似合う男。

たとえば、ズーニーヴーの『白いサンゴ礁』やワイルドワンズの『想い出の渚』なんて、潮の香りまで感じられるし、来生たかおの『浅い夢』は、似たような情景に身を置いたことがあるので心に響く。また、いうまでもなく加山雄三は「海の男」そのもので、海の母性を高々と歌い上げている。

さらに驚くべきことにリガニーズの『海は恋してる』に至っては、♪海は素敵だな~ と歌っている。そんなこと微塵も思ったことがないのに共感できるのだから(笑)。

森高千里の『夏の日』も情景が瞬時に浮かび、♪沖を走る連絡線~ がたしかに見える。そして、改めて今聴くと、この曲は時代を越えた普遍性があることに気づいた。(←私の中では森高のマイベスト1かも)

ところで、森高といえば『17才』で、そりゃ南 沙織だ。この歌も「海の歌」で、美少女が誘うように浜辺を走っていて、まさに青春謳歌である。残念ながら私は ♪二人 カモメになるのよ~ ってわけにはいかなかったけど。

日野てる子の『夏の日の思い出』の情緒性は抜きん出ていて、彼女の歌唱法と共に素晴らしい。ただ、海を歌っていてもこの曲は「夜の海辺」の印象だ。さらに正確にいえば「冬」の歌なんですが。

トワエモアの『誰もいない海』はハッキリ「秋」の歌で、しっとりと聴かせる。何かに行き詰ったら、人は大自然に向かいたくなるんでしょう。田舎に住んでいるとそこらじゅう自然が溢れているけど、都会ではそうもいかない。

総じて「海の歌」は「夏」とつながり元気のいいイメージだが、私は情感あふれる楽曲により惹かれるようだ。でも、チューブも大好きなんだな。うーん、いったい何を書きたかったのやら・・・。

PS:
もちろん「海」でくくれば、数え切れないほどいろんな楽曲があります。とりあえず思いつくままに「おじさん仕様」で掲げました。
(「夏の歌」でくくれば収拾がつかない)

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↑この一曲で残っている潔いバンド。

♪試 聴⇒ときめき!同窓会~3年カレッジ・フォーク組icon
♪試 聴⇒森高 DO THE BESTicon

★「海」の付く歌



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ザ・タイガース

そのとき、私は公園のベンチに立って、カチカチとアメリカン・クラッカーを鳴らしていた。かたわらにはお姉さんが居て幼い私に向けて一生懸命、力説していた。いかにタイガースがすばらしく、ジュリーがカッコイイかを。

GSブームに間に合った世代の私は、それぞれのグループを憶えてはいるが、とくに強い思い出はない。ただ、タイガースになると、いつもこの光景がクッキリと浮かんでくるのだ。

いうまでもなくタイガースはGSの王道で、まごうことなき主役だった。ジュリー、トッポ、サリー、ピー、タロー、と初期メンバーの愛称まで憶えている。
『ぼくのマリー』、『シーサイド・バウンド』、『モナリザの微笑』、『君だけに愛を』、『花の首飾り』等々、今聴いてもなかなかの佳曲が揃っている。

ゴールデン☆ベスト ザ・タイガースゴールデン☆ベスト ザ・タイガース
なかにし礼 ザ・タイガース

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↑トップアイドルには、そのときの最強制作陣が携わるから名曲揃いなんでしょうね。

これら一連の作曲をした、そして実質プロデューサーでもあったすぎやまこういちは、後に「GSサウンドは、今の音楽シーンでも生きている」といった旨の発言をしている。音楽素養のない私にはよくわからないのだけれど。

さて、冒頭のシーンにお戻るとお姉さんの力説をよそにアメリカン・クラッカーを打ち鳴らしていた私だが、この遊具が好きだったわけじゃない。
お姉さんの熱さをやりすごす手段に使っていたのだろう。だいたいこの遊具は手を挟むのが必至で、それはそれは痛い思いをした。まずほとんどの人がそうであったはず。夢中になった人などいるのだろうか?
    ■アメリカン・クラッカー

お姉さんは、近所にあったそば屋の出前持ちをしていた少年の実姉であった。おそらく、少年は中学を出てすぐに働いていたものと思う。
お姉さんも同様でたしか縫製工場に勤めていて、まだ16~17才位だった。
休みの日曜日になると、きまって弟の元に来ていた。ただ、休みが違うせいもあって、この姉弟が揃っている姿は見たことがない。
・・・お姉さんの相手は、いつも私たち洟垂れ小僧だった。

ロング・グッバイのあとで ―ザ・タイガースでピーと呼ばれた男―ロング・グッバイのあとで ―ザ・タイガースでピーと呼ばれた男―
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↑ピーの自伝的本。高校教師として、タイガース時代の何倍もの歳月を過ごしてきた人生はとても興味深い。

後で思えば、もっとちゃんとお姉さんの話を聞いてあげればよかったと思う。
だが、お姉さんにしたって私に話すというよりも、実は自分自身に語っていたのだろう。そのときの心の拠りどころが、タイガースでありジュリーだったのだろう。

そんな少女は、なにも彼女だけではなく全国に居たはず・・・。
今より、もっと切実な機能をアイドルは果たしていた気がする。
そしてその一点において、アイドルの存在意義を強く私は感じるのだ。

やがて、少年は一年にも満たないうちに店から消えた。そして、少女が私たちの前に現れることもなくなった。

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↑『廃墟の鳩』なんて、忘れてた曲だけど聴くとすぐ思い出しました。

♪試 聴⇒ザ・GSベストセレクション青盤icon
♪試 聴⇒GSグレイテスト・ヒッツicon
♪試 聴⇒GSグレイテスト・ヒッツ(2)icon

★ザ・タイガース
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松村和子

べつに『帰ってこいよ』とまでは思わないが、松村和子はどこへ行ったのだろう。折りにふれそんなことが頭をよぎる、というのは言いすぎだが、それでもたまに思い出す人ではある。

当時、彼女は新人賞を受けアイドルたちとTV画面の中で並んでいた。たしかに年齢的にはアイドルたちと同世代だが、どうにも違和感があった。もちろん演歌畑の人は総じて大人びて見える。だが、彼女の場合それとは違うのだ。いってみれば人間の中に一人ぽつねんと○○が混じっているような・・・。(すいません)

ザ・ベストテン 歌謡曲編 2ザ・ベストテン 歌謡曲編 2
とんねるず 中村晃子 五木ひろし 吉幾三 堀江淳 大橋純子 小林幸子 小柳ルミ子 平尾昌晃&畑中葉子 松村和子 渥美二郎 瀬川瑛子 研ナオコ 美空ひばり 西田敏行 都はるみ 高田みづえ 黒沢年男

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↑歌謡曲が、まだ元気だった頃。

そもそも『帰ってこいよ』という楽曲自体、演歌ではあるが彼女の伸びのある声だとそうは聴こえない。畳み掛ける三味の音、メリハリのある歌声、繰り返す「帰ってこいよ」のフレーズ、ロックというかソウルというか、パワフルで魂の奥底に響く切実さがある。

だいたい三味線からして、こまどり姉妹の持つ和楽器の体と違いまるでロックスターが奏でるクールさがあった。衣装も中森明菜を先取っているし。もし『帰ってこいよ』に英語詞をつければそのまま通用しそうな・・・。(ちと言い過ぎか)

The Victor Recordings(6)1978~1987The Victor Recordings(6)1978~1987
オムニバス スペクトラム 桜田淳子 松村和子 PLASTICS 阿川泰子 木村友衛 山田邦子 松本伊代 岩崎宏美 平尾昌晃

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↑並んだ名前を見ると「ごった煮」で、今よりパワーがあったような・・・。

昭和30年代頃から「望郷歌謡曲」といった世界が登場してきたが(いずれ単独記事の予定です)、『帰ってこいよ』もその一種で演歌のお約束である「北」が舞台になっている。しかし先に書いたが、どうもこの曲は「望郷」の哀愁感よりも元気ハツラツ!の印象が強い。それゆえ一線を画しているわけで、こうして何十年経っても色褪せないように感じられる。

私は女性歌手が歌っているため、男性に呼びかける歌だと勝手に思っていた。普通に歌詞を聴けば、男歌なのがすぐわかるのに・・・。タイトルがそもそも「帰ってこいよ」の「よ」で、男言葉じゃないか。でも、松村和子が「よ」と男言葉を使っても違和感なかったのですよ(笑)。(「帰ってこいや」でも違和感ない)

ところで冒頭で「どこへ行ったのだろう」と書いたが、今でも現役で活動されているようで失礼をお詫びします。いや、ところどころ多々、失礼なこと書いてるなぁ・・・。

♪試聴⇒松村和子 1icon
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♪試聴⇒保存盤 昭和の演歌 6 昭和55-57年icon

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ヒロシ&キーボー

ヒロシ&キーボーといったら『3年目の浮気』である。・・・というか、それしか語りようがない(笑)。さてそのヒロシだが、どこか立松和平にも似た風貌で、だが「朴訥」とは無縁のむしろ対極にある「無頼」のニオイがプンプンしていた。

ただその「無頼」は、実兄の黒沢年男だと精悍さが加わるが、ヒロシになると「いい加減さ」が混じる。ほとんど投げやりに歌う姿勢と、ガニマタ気味のステップを踏むところから勝手に私はそう思い込んでいる(笑)。そしてそのテキトーさが「笑い」につながり、なかなかの味わいを醸し出しているのだ。

もっとも、黒沢年男にしても最近は「無頼」のカケラもなく崩れきったオヤジぶりで、本質はとてもユカイな人であった。なるほど「笑い」に対するセンスはさすが兄弟!血は濃いのである。

ザ・ベストテン 歌謡曲編(1978~85)ザ・ベストテン 歌謡曲編(1978~85)
オムニバス 竜鉄也 山本譲二 細川たかし ヒロシ&キーボー 大川栄策 森進一 佳山明生 欧陽菲菲 五木ひろし 吉幾三

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↑一時期、欠かさず見てたなぁ。

両者のキーワードを探るならそれは、『三年目の浮気』の歌詞に出てくる「♪大目に見ろよ~」に違いない。何をやっても、この一言で女性をはぐらかす、言いくるめる。自分のことは棚に上げて相手に理解を求める。

それも公然と迫るのだから、女性からすれば「もしかしたら自分が悪いのでは」と錯覚を起こさせるのだ。高田みづえジューシィ・フルーツが歌った『そんなヒロシに騙されて』なんて、彼のこととしか思えない(笑)。

まさにサギ師にも通じる心理のアヤ作戦なり。しかし、これらのことは計算ではなく、経験から繰り出すところが「遊び人」たるゆえんであろう。
これはもう「大目に見ろよ兄弟」として、最強の冠を差し上げたいぐらいだ。

ヒロシ&キーボーはとうに解散しているが、近年たまにTVで復活することがある。ヒロシはますます「いい加減さ」に磨きがかかっていて実にうれしい(笑)。なかば芸能界からセミリタイアしているので、そんな態度がとれるのかとも思うが、いやいやこれは天然の成せるパワーなんだろう。

R39 愛のデュエット アルバムR39 愛のデュエット アルバム
オムニバス 平尾昌晃 MASARINA Toshi & Naoko 真木ことみ ロス・インディオス&シルヴィア 五木ひろし ジャガー横田&木下博勝 武田鉄矢 ヒロシ&キーボー 小林幸子

ポニーキャニオン 2007-12-19
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↑最近はあまりデュエット・ソングないな。

高田純次の「テキトーさ」は、その中に細やかな進行・解説が入り「芸」とわかるが、ヒロシは完全に投げっぱなしだから、これはもう無責任の質が違う。
もし、彼がこのキャラを推し進めるなら相当な「笑い」に?と思わないでもない。まあ無責任だからできるんで、芸に昇華はできないだろうけどね。
やはり野に置けれんげ草、か。

そんなわけでヒロシにばかり目がいき、キーボーを忘れがちになるが仕方ないでしょう。知られざる強力キャラだったから・・・。
彼らは後に、『5年目の破局』、『7年目の洒落』と歌っているらしいが、これはまったくおぼえてません。『3年目の浮気』はコメディソング調で、そのときは許してもらえた感があった。けれど、2年後に別れたんだから、またぞろ浮気心を起こしたのだろう。

まったく意味のない解釈だけど、ヒロシの場合どうにも実生活に感じられてならないんだなぁ(笑)。


懐かしの「平凡ソング」ヒット・パレード Vol.4 昭和50年代・60年代合併号懐かしの「平凡ソング」ヒット・パレード Vol.4 昭和50年代・60年代合併号
オムニバス 柏原芳恵 山下久美子 岩崎宏美 石川秀美 ヒロシ&キーボー EPO 吉川晃司 アン・ルイス C-C-B 小林明子

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↑コメディ・ソング調な『3年目の浮気』は、ヒロシでいっそう強くなる

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