なつかしの昭和おもひで歌謡曲

高校生は楡の木陰で弾み、中学生は先生に淡い思いを抱いた頃。そんな青春は長い坂を登るようで、たどりつける先はわからない・・・・なつかしい時代の歌を個人的体験に重ね合わせ、勝手(独断)に語ってます。

[ 2017-04 ]

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北原ミレイ

しかし、北原ミレイのデビュー曲『ざんげの値打ちもない』って、すごいタイトルだ。何が「しかし」かは、「感嘆符」の意味で冒頭につけてみただけです。
だいたい「ざんげ」なんて単語を持ってきたのがビックリ。(いかにも阿久悠が使いそうな言葉)しかも「値打ち」もないのだから。まったく、踏んだり蹴ったりだ。

インパクトありありで、彼女の唄い方がまた怨念めいていた。「大ヒット」も素直にうなづける。しかし、これで彼女の方向性はしっかりと決まった。藤 圭子の薄幸路線にも似たダークな女性演歌。

「場末のスナック」で働いているチーママ風情のルックスが、印象に残っている。メイクはひょっとして、それを意識したのか、と思うほど。(最近のお顔を拝見すると「天童よしみ」似になっていた)寒いアパートに帰れば、男が待っている。同棲とは名ばかりの「ヒモ」だ。そんな生活が半年は続いただろうか。ある日、帰宅すると通帳を持って男は消えていた。

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stars若さあふれる歌唱の数々!
stars待ち侘びた東芝音源の数々
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↑この一枚に、すべてが詰まってる!でも、なんで「ミレイ」って名前なの?

やがて彼女は都会暮らしに疲れ、北へ向かう。飛び出た生まれ故郷には、のこのこ帰れない。そこで唄ったのが『石狩挽歌』。いかにも「はすっぱ」な唄い方が、マッチしていた。(←またしても、私の勝手な妄想です)
  ♪海猫が鳴くから ニシンが来ると
    赤い筒袖の やん衆が騒ぐ~♪

♪オンボロロ オンボロボロロ~♪という擬音が、効果的だった。
なかにし礼の体験が、凝縮された曲である。聴いていると冬の暗い海、凍てつく寒さ、が目に浮かんでくる。なにしろ、この曲が始まると「場の空気」が一変すると思うほど。「言霊」を含めた「音霊」とでも、いうべきものか?

そして、そこから導き出される言葉は「絶望」であり「情念」といったもの。もちろん、北原ミレイというピースがあってこそ完成するジグソーだ。

しかし「絶望」や「情念」が、これほど似合う歌手もいない。もちろんこれは、私流の「賞賛の言葉」です。きっとプライベートでは、明るい人だろう。で、なければあそこまで演じられないはずだ。

阿久悠を歌った100人~ざんげの値打ちもない~<女性歌謡曲編>阿久悠を歌った100人~ざんげの値打ちもない~<女性歌謡曲編>
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↑すっかり女性になりきって書いたんだろうなぁ。

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コメント

ルックス中心に

ざんげーーの方は、昔々阿久悠が自分の最高の作品って言ってたみたい。
出てきた当時のミレイは曲調と捨てばち風の唄い方、ルックスが、今考えると合ってたのかも。

絶対に一発屋だわ、と思ってたら数年後に他の歌手が『こういう曲を歌いたかった!』という石狩挽歌をリリース。2曲も良い唄に恵まれたんだから良いといなきゃぁ。

普通はデビューの初々しい頃に較べてルックスは年齢と共に落ちてくるけど、ミレイは今の方が何かと魅力的ね。

メロオさん、彼女の顔が天童よしみに似てるって書かれてるけど、私は吉本新喜劇の末成由美姐さんの方が似てると思うわよ。頬骨の張り型といいネ。でもこれって二人に言ってもどちらも喜ばないみたいねぇ。

ミレイを誉めてなかったかしら?それじゃぁ。私は彼女がTVに出てきたら必ず手を止めて聞き入るわ。歌唱は勿論だけど衣装、化粧も魅力的よね。私の好きな歌手よん。
day 2005-12-1009:57
name 後村上
trip OvAV14KQ
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納得。

>絶対に一発屋だわ
うなづけます。私もきっとそう思ったことでしょう。「石狩挽歌」という名曲に恵まれましたね。
普通、二曲の大ヒットがあればもう少し「スター街道」に乗ってもいいかも、と思う。 二曲じゃ、駄目なんだ・・・。末成由美、なぜかおぼろげに知ってますよ。
day 2005-12-1121:44
name メロオ
trip -
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Long&禁句の歌詞

最近のラインナップ、沖田君、kyon2、プリプリなど、一発目に何か書こうと思ったけど、ど~うも出てこない。好きとか嫌いとかじゃなく、何もこれらの歌手と自分が繋がらないというのか、関心の無い歌手だったのか、カラオケでも唄わないのか、まあこれらのどれかなのかも?

で、又してもミレイ姐さんに来た訳。HPを見ると本名が南玲子、ミナミレイコ⇒ミナ(ミレイ)コ⇒芸名ミレイ、万歳!万歳!

彼女のでデビュー当時の曲って、題名が長いこと!昭和40年代当時は流行ってたのかも?アン真理子の♪悲しみは駆け足でやってくる♪然り、ミレイの第2弾♪棄てるものがあるうちはいい♪第3弾♪何も死ぬ事は無いだろうに♪。
確か、10数年前、BZのヒット曲で超ロングな題名があったし、ヒロミ郷もその頃♪僕がどんなに君を好きか君は知らない♪というバラードを発表したけど、ミレイの頃がやはり先駆けかな。

又メロオさんも書いてるけど、『懺悔』『死ぬ』という禁句のような言葉を題名や歌詞に入れたこと、作詞家の話になるけど、これも先駆け?

この前、菅原洋一がTVで言ってた。彼の最初のヒット曲♪知りたくないの♪でなかにし礼さんが、♪あなたの過去などーー♪と「過去」という言葉を初めて曲に登場させたって。礼さんがそれ迄の曲の歌詞を徹底的に調べて、使われてなかったのが「過去」だったとか。渡辺真知子の♪現在過去未来=迷い道♪は少し後の事。

今まで歌詞に出てこない、避けていた言葉が此れもまた昭和40年代、歌詞に出初めたって事かな。ミレイ姐さん自身の事じゃなく、少し話が反れましたかな?
day 2006-04-0922:33
name 後村上
trip OvAV14KQ
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効果的な「過去」

最近のラインナップは、割と新しめなので、後村上さんの守備範囲からはズレているかも。そのうち60年代の歌手もアップしますので、補足事項や新知識などお願いします。
「過去」って、それまで使われてなかったんですか。なるほど。『知りたくないの』では、とても効果的に使われてますね。インパクトあった、と思います。
day 2006-04-1021:20
name メロオ
trip -
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作詞家 阿久悠誕生・・・北原ミレイの「ざんげの値打ちもない」・・・。

こんばんわ。

今夜は、もし阿久悠さんがお亡くなりにでもならなかったら、おそらくは聴いては見なかったであろうこの作品を・・・。



あれは二月の寒い夜 やっと十四になった頃 窓にちらちら雪が降り 部屋は冷え冷え暗かった
愛というのじゃないけれど 私は抱かれてみたかった

あれは五月の雨の夜 今日で十五という時に 安い指輪を贈られて 花を一輪飾られて
愛というのじゃないけれど 私は捧げてみたかった

あれは八月暑い夜 すねて十九を越えた頃 細いナイフを光らせて 憎い男を待っていた
愛というのじゃないけれど 私は捨てられ辛かった

そしてこうして暗い夜 年も忘れた今日のこと 街にゆらゆら灯りつき みんな祈りをする時に
ざんげの値打ちも無いけれど 私は話してみたかった



聴いてみて先ずは驚きました。
村井邦彦さんの美しい美しいメロディー、そして馬飼野俊一さんのマラカス、タンバリン、サキソフォン、更にハープシコードが印象的な素晴らしいアレンジ、そして何よりそのハープシコードと絡む、これがデヴュー曲かと驚くばかりのミレイさんの歌唱力、・・・聴いてみてよかったです、とっても。

さて阿久悠さん、この詞を書いた時、作詞を本気でやってみようと思ったそうです。
北原さんは歌が上手なのでアイドル扱いしないで自由に詞を書いてくれ、と頼まれたそうです。

そこで彼は、明るさも可愛らしさもいじらしさも何も無い、1970年代の迷子がテーマの、タブーだらけの詞にしたそうです。

蓋を開けてみればこの作品、大評判になりました。
彼はこれで日本レコード大賞の作詞賞が獲れると思ったそうです、結果として逃しましたが・・・。

この曲、案外当時の若い女性達の共感を得たのかもしれませんね・・・。
それでは。
day 2007-08-1522:03
name
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マイナス志向の名作

それまでの正道からはずれた「異端」、それこそが新人の自分を輝かせる最短ルートで、皮肉なことに「異端こそ常套手段」なんですね。どんな業界もそんな繰り返しで続いていくわけで・・・。
邦画の裕次郎なんて最たるもので、「異端」が「王道」になっちゃった?まあ、彼は稀なケースで本質も「異端」でした。普通はスタイルとして選択するだけなのに。
阿久悠は見事なぐらい「戦略家」でした。と、いうより自身の興味を第一に置いた結果でしょう。「職業作詞家」ではあるけれど、良い意味で「少年」のような純な気持ちが「やりたいこと、書きたいことだけ」を実践したのでしょう。自分が面白くなければ意味がない、そんな人生をまっとうしたように思えます。

テーマ作りからハードルを設けて、クリアする。いかにもプランナーやコピーライターの発想方法で、よくわかります。「ざんげ」を含め、タブー的なマイナス志向の成功作として、この曲は好テキストですね。
day 2007-08-1523:17
name メロオ
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ざんげの値打ちもない その2・・・

こんばんわ・・・(^-^)・・・。

「ざんげの値打ちもない」・・・ありました、こちらから・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=rPzKl5qnc18&feature=related&fmt=18

この作品、やはり馬飼野俊一さんのマラカス、ハープシコード・・・、
ミレイさんの歌声に絡むこの楽器が印象的にして、強烈なデヴュー曲でだったんですね、
・・・そうそう、作詞家阿久悠としての実質デヴュー作品でもあったわけで・・・。

私コレ・・・、タイトル、詞、メロディー、編曲、歌声と全てが揃った名曲だと思います・・・。
day 2009-02-0722:56
name
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いつのまにか拍手が

まあ、しかし拍手がいつのまにか「25」もある記事になってるとは(笑)。
せっかくだからこの曲もあげないわけにはいかないでしょう。

http://www.youtube.com/watch?v=tNvZIompCdo

失礼な言い方だけど、この二曲があるだけで彼女の存在価値はありますね。
day 2009-02-1018:19
name メロオ
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