なつかしの昭和おもひで歌謡曲

高校生は楡の木陰で弾み、中学生は先生に淡い思いを抱いた頃。そんな青春は長い坂を登るようで、たどりつける先はわからない・・・・なつかしい時代の歌を個人的体験に重ね合わせ、勝手(独断)に語ってます。

[ 2017-06 ]

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背のびして見る海峡を

銀座のクラブ「姫」のオーナーだった山口洋子は、直木賞作家でもある。
しかし、なんといっても有名なのは作詞家としてでしょう。
五木ひろし中条きよしを世に出した印象が強力だ。『よこはまたそがれ』、『うそ』、それに加えるなら野村真樹(現・野村将希)の『一度だけなら』等々、若手の演歌男性歌手のデビューを見事に成功させた。

男性に女心を歌わせる作品は古くからあるが山口洋子の場合、基本コンセプトに「ホスト化」というかヒモっぽい男が登場するわけで、明らかに夜の酒場の女たちをターゲットにしていた節がある。もちろん自身がその筋の人だから、経験に裏打ちされたリアリティなのでしょう。

背のびして見る海峡を
背のびして見る海峡を山口 洋子

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stars演歌が聴きたくなる作品

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↑そんな古い作品じゃないのに、ほとんど書店で見かけません。古本なり図書館で探してね。

そんな彼女が書いた本書は、中短編三作で成った小説集である。
いずれも自身の体験した回想記的なもので、いわば「実録小説」といったもの。なかでも表題作『背のびして見る海峡を』が秀逸!まずもって、タイトルが素晴らしい。素晴らしすぎる!

ある年代の方ならすぐにピンとくるでしょう。そう、森 進一が歌ったヒット曲でお馴染み。そして、改めてこのフレーズの強烈さに気づかされる。(彼女は何の関与もしてない歌だが、歌詞の冒頭をタイトルに持ってきたのは大正解!)

山口洋子はこの歌について「古めかしい」と書いているが反面、曲全体としての凄みに実作者としての悔しさもにじませている。この歌詞は雑誌「平凡」の募集したもので、補作をなかにし礼が担っている。そして、作曲が猪俣公章である。

その猪俣公章を描いたのがこの作品になる。彼の「情けなさぶり」をこれでもか、というほど書いている。彼との親交がここまで内実に迫れたわけで、もっともその交際ぶりは迷惑以外の何物でもなかったと語る。
だから、これは「腐れ縁」で繋がれたとしか言いようのないものだ。
でも、そんな繋がりこそが、実は一番強力であることを教えてくれる。

追伸~冬美こころの猪俣メロディー
追伸~冬美こころの猪俣メロディー山口洋子 坂本冬美

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stars少し残念な、編曲・・・

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↑猪俣の秘蔵っ子も、いまや大御所感漂う。

作詞家として猪俣公章と組んでいてもまったく「引き」がなく、むしろマイナス面ばかりだったという。
後に『千曲川』の大ヒットを生むが、それとて山口洋子のために書かれたスコアではなかった。元は星野哲郎の作詞で『笛吹川』という作品のための歌詞で、川中みゆきが歌う予定だったらしい。強引に山口洋子が欲して譲り受けた。(奪った)

本作品には、猪俣公章の良さは一つもでてない。むしろ貶める内容ばかりで、いかに「ダメ人間」だったかが書かれている。迷惑ばかりをかけられた山口洋子の筆は容赦ない。だが、それゆえ逆説的に猪俣公章のチャーミングさが表されている。そして何よりも、ここには「愛」がある。

それも出来の悪い弟や息子にかける肉親の愛情だ。
そして猪俣公章も「甘え」の感情を持っていた様子が伺える。つまりこの小説は猪俣公章の内実を書き綴りながら、賢姉愚弟や母子の物語としても読める。
彼との特殊な関係があればこそ出来上がった実に稀有な作品。
こういう小説、もっと読みたいけどなかなかないだろうな・・・。

特筆すべきは、山口洋子の視点と筆力の見事さであろう。彼女の人間観察力の鋭さは、作家になる以前からすでに充分「夜の世界」で磨かれていた。
そこに読みやすい文章力が備わったのだから、これはもう作家になるべくしてなったとしかいいようがない。いや、おそれいりました。

PS:
本作品には、猪俣門下生の森 進一日吉ミミ、坂本冬美、マルシアも登場する。さほど多くは描かれていないが、「坂本は溺愛していたが、マルシアはそうでもなかった」といったエピソードが面白い。
ただし山口は、坂本について当時も今も声質にピンとこない書いている。
(男性歌手の特質はわかっても同性だと鈍る?)


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↑かなりの寵愛をうけたのでしょうか(笑)。

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梅沢富美男

梅沢富美男は、「不遜」である。
それは「自信」からくるもので、身ひとつで生き抜いてきた証でもある。シビアな芸の世界(彼の場合は大衆演劇)で、看板を張ってきたバイタリティはダテじゃないのだ。おそらく、どんな世界でも成功したと思わせる「強さ」が見てとれる。

だから、軟弱なタレントじゃない。彼はあきらかに「芸人」と呼べる人で、「芸NO人」ではない。今はそんなタイプが少ないだけに貴重かもしれない。
基本的には、破天荒型の勝新太郎、横山やすしの系譜に連なる人だが、決定的に前者と違うのは「芸が手段にすぎない」点だろう。

梅沢富美男 全曲集 2011梅沢富美男 全曲集 2011
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 ↑成功要因には彼の声質もあると思う。

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つまり最終の目的が「金銭」にあるように思えるのだ。それは大衆演劇というジャンルの持つ性向なのかもしれない。お金のためなら土下座もいとわないし、おべっかだって繰り出せる。
でもそれが彼の場合、ある種、潔さに昇華している感がある。

そもそも、それまで「大衆演劇」は、芸能の中でもほとんど注目されない世界だった。たしかに芸能の原点といえるが、一種独特なものである。それをマスコミにアピールしたのは彼が創始で、その功績は高く現在に続いている。

私は学生時代、大阪の天王寺で見たことがあるが、また見たいとは思わなかった。(←彼の劇団ではない)
実はこの観劇には、お姉系がらみでとても恥ずかしいエピソードがあるのだが、それはまた別の話。(機会があれば書くかも)

芸能界の告白~昭和を彩った大ヒット曲~芸能界の告白~昭和を彩った大ヒット曲~
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 ↑クロスオーバーなジャンル。

今は梅沢富美男といっても、ワイドショーのコメンテーターぶりしか知らない人も多いだろう。べらんめえ調で、あけっぴろげなトークから、愉快なセクハラおやじぶりを存分に発揮している。

しかし、彼が「下町の玉三郎」の異名で世間に登場してきた頃は、それはそれは美形な女形でしたね。当時はあまりの綺麗さに驚いた。もし、身近にこんな女性がいたら80%は惹かれただろう。そこに流し目が加わることでさらに確率が上がり、90%なびいたと思う。それほど、艶っぽかった。

なんといっても小椋 佳が楽曲提供した『夢芝居』が決定的だった。彼のイメージそのままの歌詞で大ヒット!なにしろイントロが素晴らしすぎる。
ゾクゾクする期待感を高めて、まさに今ドラマの幕開けという雰囲気だ。

そしてエンディングの、♪恋はいつでも初舞台~ なんて、まさしくそのとおりと納得。もっとも、今の梅沢富美男からすれば手馴れたものだろうけど(笑)。

うーん、思えば随分イメージが変わったものだ(笑)。まあ、当人からすれば一貫してるのだろうけど。

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 ↑実はまったく見てないドラマ・・・。

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牧葉ユミ

正直、まったく欠落しているのが「牧葉ユミ」だ。彼女は昭和46年夏にデビューしたという。しかし、全然覚えてない。その時代なら知っていてもおかしくないのに・・・。まあ、そんな歌手は何人もいて、むしろ全部知っている方がおかしいかもしれないけど。

ただ実際、私と同世代の桜田淳子山口百恵が、「スター誕生」のオーディションで選曲したのが共に牧葉ユミの曲である。(←『見知らぬ世界』は桜田淳子、『回転木馬』は山口百恵が歌った)
それを考えれば世間的には浸透していたのかな、と考えることもできる。
他方、ではなぜ淳子と百恵が彼女の曲を選んだか?

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↑歌謡曲ファンは持つべし!

「歌謡曲名曲名盤ガイド1970‘s」によると、「当時、若い女性が本格的なレッスンを受けなくても歌える曲として牧葉ユミの楽曲は優れていた」といった旨が書かれている。(うまい、言い方だ・・・笑)

ああ、なるほどと納得した。まだカラオケ文化が登場する前で、アマチュアとプロフェッショナルの線が明確に分かれていた時代、たやすく歌える曲が少なかったということか。

それにしても『回転木馬』なんて結構イイ曲だな、と思ったら作曲がベンチャーズだった。うーん、やっぱり私は「ベンチャーズ歌謡」がつくづく好きなんだなと、ここでも納得。そして辿るとデビュー曲『冒険』は加藤和彦/北山修の作品だが、二曲目の『見知らぬ世界』は違う制作陣、三弾目がベンチャーズだから、毎回違うキャストだ。

ベンチャーズ歌謡大全 ベンチャーズ・トリビュートベンチャーズ歌謡大全 ベンチャーズ・トリビュート
オムニバス 李朱朗 牧葉ユミ 須藤とし子 アン・ルイス オリーブ 玲奈 LILIKO 辺見マリ エミー・ジャクソン ダイヤオ

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↑どうして、かくも私はベンチャーズ歌謡が好きなんだろう?

一貫性がないというか豪華というか。でもそれぞれにイイ曲ではある。しかし、その割りに売れなかったわけで・・・。(だから毎回違う制作陣だったのかな?)
時代的にはアイドル黎明期で、彼女は小柳ルミ子と同じ学年、天地真理の一つ下になる。同時代にこんなトップスターがいるのはたまらんでしょう。

結果的に牧葉ユミは売れなかったが、二人のトップアイドルを生み出したことになる。そして実はもう一人アイドルを、これはダイレクトに生んでいる。

彼女のサイン会に来ていた女の子を、牧葉ユミ自身が直接スカウトした。その女の子は、近藤久美子という名前でデビューする。後の相本久美子である。(←ちなみに近藤久美子デビュー曲の『小さな抵抗』は私的に名曲!)

かくて、三人のアイドルを生んだわけだ。今さらだけど「アイドルの母」という称号をここに授けましょう。当人にすればうれしくないだろうけど。

テイチク70’sアイドル・コレクションテイチク70’sアイドル・コレクション
オムニバス 吉沢京子 森泉 中沢由美 風吹ジュン キューピット 涼川真理 ジャック・イン・ザ・ボックス 牧葉ユミ 究トモ子 カルメン

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↑70年代アイドルも今やおばさん。つくづく歳月の早さをおぼえます。

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★牧葉ユミ(ウィキ)



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ザ・追悼録<2010年>

よくぞ毎年、これだけの有名人が亡くなるものだな、となかば関心し寒心しあきれもするが、私もまたその道へ一歩づつ近づいてるわけで「生と死」だけは致し方ないですね。

馴染みのある方々の逝去はしみじみ残念なことですがその分新しい人たちの台頭があって、けれどその「新人」がおじさんの私にはどんどん縁遠く感じられます(笑)。

だから新人の出現の喜びよりも、子供の頃に楽しませてくれた有名人の逝去の方がずっしりと堪える。その比率は今後増すばかりでしょう。「さよならだけが人生」をいやでも実感する年代になったということ。そして、亡くなった方の年齢ばかりに目がいくのもどんなもんだか・・・。

例年、個人的興味からプロレスラーの訃報も載せてきました。でも、2010年はそんな方々があまりにも多くて。この記事はウィキペディアの「2010 訃報」を参考に書いてますが、ことさらウィキはプロレス関係者を取り上げているように感じられます。

ヤマハ・ブラザーズの小鉄、勘太郎コンビ、ジャック・ブリスコ、ジン・キニスキー、ラッシャー木村、アントン・ヘーシンク、エドワード・カーペンティア、キング・イヤウケア、ジョー樋口等々。
昔の男の子にとってプロレスラーはある種、畏敬の存在でした。今と違って「存在感」があったと思うのは、私だけかな?

いずれにしても各界名士の方々の訃報をここで改めて振り返り、重ねてご冥福を申し上げます。


■ご冥福をお祈りいたします。(逝去順/日付は没日)※敬称略

浅川マキ
1/17・67歳
Long Good- bye
『夜が明けたら』ぐらいしか知りませんが時代を彩った方には間違いないでしょう。とくに全共闘世代には印象深い方のように思われます。(←よくわかってないけど)ある意味「孤高」の人だったのかな?
玉置 宏
2/11・76歳
ロッテ歌のアルバム キング編
「一週間ぶりの・・・」の名フレーズはもう国民的合言葉。司会業という存在をここまで輝かした人はいないでしょう。今の芸能界の在り方から彼のような人は今後、現れないでしょう。
大木英夫
3/25・67歳?
新宿そだち/あなたまかせの夜だから
当時はあまり覚えてないけど近年になって俄然、この人の二曲がお気に入りになりました。たまに聴きたくなって仕方ないほどクセになります。時代劇で言えば「悪役」顔だが、とてもクールな風貌がまた良い。
しばたはつみ
3/27・57歳
しばたはつみ・しんぐるこれくしょん
「本物のプロ歌手」というイメージの人。さらにいえばどこかのホテルのディナーショーで見た感じがある。そんな経験ないんだけど。彼女みたいな「本物」を中心とした音楽番組が無くなって久しい・・・。
吉岡 治
5/17・76歳
追悼盤 吉岡治ベスト作品集
幅広い楽曲を手がけた作詞家。後に石川さゆりでブレークしたが美空ひばりの『真赤な太陽』で世に出てきた。私的には千賀かほる『真夜中のギター』が忘れがたい。ラストランを果たした。
谷 啓
9/11・78歳
ガチョーン伝説
ドリフ世代だが、クレージー世代の末端の身でもある立場として「淋しい」の一語。才あふれる人だった。最後まで現役感があって、一貫して芸能界の芯から外れてないのは特筆に値する!
星野哲郎
11/15・85歳
不滅の名曲-オリジナル歌手による-星野哲郎作品集-
水前寺清子の「人生応援ソング」がそのまま彼の信条であるように思える。つまり暖かい人。渥美 清『男はつらいよ』の主題歌なんていつ聴いても心にしみる・・・。奇しくもどっちも「清」の字がつくが、まさにそんな作詞家だったんだな。
シルヴィア
11/28・52歳
東京の男が好きなんか
まだまだ若いのに・・・。ロスインディオスと『別れても好きな人』で世に出てきたときから「大人」イメージがあった。菅原洋一との『アマン』も大人の歌。それにしてもどちらも似合いのカップルに思えないのが絶妙か微妙なハズシ方。
竜 鉄也
12/28・74歳
保存盤 昭和の演歌(6) 昭和55~57年
生「鉄也」に触れた身としては、後悔も含めて懐かしさもある。奥様の介助姿から、まさに二人三脚で頑張っていた印象が強い。高山市には一時期、毎週のように通っていたっけ。「ああ奥飛騨に雨が降る・・・」


他にも次の方々が旅立れました。

●田の中勇(1/13・77歳)   鬼太郎でお馴染み目玉オヤジの声優。 
●ミッキー安川(1/18・76歳) 本業がよくわからない怪しげな印象がある。よく怒ってたなぁ。
●JDサリンジャー(1/27・90歳)ああ、90歳だったんだ・・・。
●夏 夕介(1/27・59歳)   「特捜」の叶刑事。「愛と誠」の太賀誠。元はオックスのメンバー。

●立松和平(2/8・62歳)    実は一作も読んだことありません・・・。
●藤田まこと(2/17・76歳)  「てなもんや」から「主水」、「はぐれ刑事」までなんと多数のヒット作か。
●南方英二(2/26・77歳)   チャンバラトリオ。リーダーじゃないけど、リーダーらしかった。

●ピーター・グレイブス(3/14・83歳) 「おはようフェルプス君・・・」でお馴染みでした。
●金 嬉老(3/26・81歳)  メディア型犯罪の始祖に近い犯人。だから「キンキロウ」という名は覚えてる。

●井上ひさし(4/9・75歳)  「ブンとフン」や「ドン松五郎~」なんて昔、読んだなぁ・・。

●佐藤 慶(5/2・81歳)   非情でクールな印象。でも、80オーバーだったんだ。

●パク・ヨンハ(6/30・32歳) 優しい笑顔で好感度バツグン!それだけに自死は衝撃でした。

●つかこうへい(7/10・62歳) 独特のレトリックで書かれた一連の作はとても面白かった。 
●石井好子(7/17・87歳)   馴染み薄いけど、シャンソンの第一人者。エッセイも書かれた。 
●早乙女 愛(7/20・51歳)  うーん。一時期、好きでした。改めて記事、書くかも・・・。
●園 佳也子(7/27・80歳)  意地の悪い女中役イメージ。もちろん「細うで繁盛記」のせいです。

●梨本 勝(8/21・65歳)   芸能レポーターという職業を確立したことはいうまでもありません。

●小林桂樹(9/16・86歳)   「社長シリーズ」で右往左往させられていたっけ。
●池内淳子(9/26・76歳)   黒柳徹子が小学校(トモエ学園)の同級生だったのを知りました。

●大沢啓二(10/7・78歳)   親分は最後までメディアに出ていたから現役度高し。
●池部 良(10/8・92歳)   天下の二枚目、らしかったけどあまり印象ない。ただ90オーバーとは。
●みやわき心太郎(10/8・67歳)心象を描く作風の漫画家。まだ若いのに・・・。
●野沢那智(10/30・72歳)  「パックイン」は聞いてない。ドロンの声優の印象が強い。

●西崎義展(11/7・75歳)   ヤマトの名物プロデューサー。この人の声を聞くの好きでした。

●正司玲児(12/10・71歳)  ああ、居たなこの人。久しく見てないので・・・。
●高峰秀子(12/28・86歳)  天下の大女優。エッセイストとしての評価も高かった。これから読みます。

「遅れてきた」私は、近年CSで「特捜最前線」を集中して見ているせいか夏 夕介の死は残念でなりません。早乙女 愛もデビュー期にたちまち惹かれ、これほど役に合った人はいない!と思ってました。(TV版の池上季実子は、これほど合ってない配役はないと思っていたっけ)

私にとって小林桂樹という役者は不思議な人で、好きな作品の主役をよく務めていた。「江分利満氏の優雅な生活」や「血族」(共に原作者は山口 瞳)などがそうで「社長シリーズ」同様、平々凡々たる一般人役だ。反面、「裸の大将」も演じている。世代的には上に属する人だが、なぜか印象深い。

西崎プロデューサーは毀誉褒貶の人だけど、深夜ラジオでの低音の魅力が忘れがたい。心地よく眠りに入っていけた(笑)。その意味でたしかにある種の魅力を持った人だったんでしょう。

高峰秀子は私世代では馴染み薄いけど、一時代を彩った方。子役から大成した女優として唯一といっていい存在。実は最近、興味をひかれていた矢先でした。「俳優業をやめるのになんの未練もなかった」とどこかで読んだから。

かくしてこの企画記事も今回で5回目。以前亡くなった方も過去記事にあるので、たまに思い出して振り返ったりしてます。なんでも忘れがちな私には、私的メモみたいなもの。不謹慎なんて言わないで・・・。


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御三家歌謡映画の黄金時代

昔の映画、とくに邦画が好きで、それも名作と呼ばれる作品よりも量産されたプログラム・ピクチャーに魅かれる。自分が生まれた時代、あるいは生まれる以前の頃の作品に興味をおぼえる。それはその当時の風俗、流行が描かれているからで、なんとも懐かしい気分(知らないことでも)にさせられるから。

一連の日活モノや歌謡映画なんてその最たるものだ。ドラマの出来はけっして褒められたものじゃないけど、時代の勢いがストレートに現れていてとても興味深い。

本書で取り上げられた作品は、橋、舟木、西郷、三者の三作品である。
  ●橋 幸夫 『いつでも夢を』 『あした逢う人』  『江梨子』
  ●舟木一夫 『北国の街』   『高校三年生』   『仲間たち』
  ●西郷輝彦 『涙になりたい』 『恋人をさがそう』 『涙をありがとう』

これらの作品を時代背景と照らし合わせながら語り、「歌謡映画」とは何だったのか結論付けている。

御三家歌謡映画の黄金時代―橋・舟木・西郷の「青春」と「あの頃」の日本 (平凡社新書)御三家歌謡映画の黄金時代―橋・舟木・西郷の「青春」と「あの頃」の日本 (平凡社新書)
藤井 淑禎

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↑たしかに「あの頃の日本」って感じだなぁ・・・。

清く正しい男女交際、貧富の格差、人としてのモラル等々、今の時点で見ると不思議なことだらけだが、当時はそれが当たり前だったのだ。そして歌謡映画の中に、一種のお手本を求める姿勢へとつながっていく。制作側もまたターゲットである若者に対して、啓蒙の気持ちがあって良識が見える。

時代もまた、男女交際のあり方、進路の選び方、ファッション・リーダーとしてのスター、などというのがこの頃から目立ってきたという。

結論として、何の変哲もない日常をリアルに描いた映画、そして現在から振り返った時には高度成長期という激動期・過渡期の見事な証言者というのが歌謡映画の正体で、実はその歌謡映画そのものも時代的に見るときわめて過渡的な産物で、それはテレビというものの過渡性と密接な関係があった、と著者は語る。

つまり受像機の性能とテレビドラマの品質とがいまだ充分なものでなかったからこそ歌謡映画は存在価値があって、延命できたと言う。酷かもしれないが、まあ、そうなんだろうな。
そして何よりなるほど、と思ったのは「当時の若い層を対象にした、ほとんど唯一のジャンルであった」ということ。

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↑トラックのあんちゃん役にピッタシ!

本書で印象に残ったのは『いつでも夢を』について語った部分だ。
この作品は昭和38年の正月映画で、同名主題歌は封切り直前にご存知、橋幸夫・吉永小百合のデュエットでレコード大賞を受賞している。ところがこの年の興行ベストテンには入ってきていない。

著者の考察はこうだ。
今なら高く評価されてもいいような部分が、当時は何の変哲もないものとして見過ごされてしまった。歌謡映画の持ち味である日常への地を這うような視線、それゆえの時代や社会の鮮やかな摘出。それらは今の眼で見ると光り輝いているが、逆にあの時代の中ではそのリアルさがかえって仇となって周囲になじみすぎて埋没してしまったのかもしれない、と。

そのひとつが、定時制高校に通う働く青少年をめぐる問題。
この頃の高校生の全日制と定時制の生徒数は、昭和38年度で全日制340万人に対して定時制が46万人。1割以上が定時制高校生という時代だった。

封切りから2ヶ月後の昭和38年3月、当時の池田首相の音頭取りで就職の際に定時制卒業者を差別しないようにとの閣議決定が成されている。(本作では就職差別の問題も描かれている)
このあたりの世相とのかみ合わせ具合もまた今から見ると興味深いが、当時はそれもまた当たり前すぎて人々の目に留まりにくかったのだろう。

同時代ではわからなかったことが、後でわかるってアイドル歌謡にもいえることでなかなかどうして。やっぱり面白いなぁ~。

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↑綺麗だった頃の和泉雅子・・・。

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